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北海道の道路脇でよく見かける防雪柵まとめ! どんな種類と目的があるのか、簡単にまとめてみました。

投稿日:2017年6月21日 更新日:

道東自動車道 防雪柵

風の力を利用して、雪の吹き溜まりや視界不良を防ぐのが防雪柵です。

場所によってタイプが違うのが以前から気になってました。
どんな種類と目的があるのか、調べてみました。

 

防風柵は鉄道が始まり

原点は鉄道の吹雪対策だったという防雪柵。

1961年に初めて道路用の防雪柵が試験されました。
使われたのは吹溜柵です。

現在使われているタイプは大きく4つ。

 

吹溜柵

吹溜柵

柵の前後に雪をためることで、道路の吹き溜まりや地吹雪を防ぎます。

道路から離れた位置に設置するので場所が必要になること、畑に設置されている場合は毎年設置撤去を行う必要があることが多く、最近では設置事例が少なくなってきています。

圧迫感を与えないために小さな穴があいており、背景が透けて見えるようになっています。

防雪柵の穴

 

吹止柵

吹止柵

吹溜柵の性質を利用。

より高くして風上側に多くの吹き溜まりを作り、道路に雪が入らないようにシャットアウトします。

道路に沿って設置することができ、幅が広い道路に適用できます。

高さがあるので、圧迫感を少なくしたり見通しを確保できるように、上部を道路の外側に傾ける工夫などがされています。

 

吹払柵

吹払柵

防雪板で風の向きを変えて、風を柵の下に集合させます。

加速して風速を強めた風が路面上の雪を吹き払って、吹き溜まりを防止したり視界を確保してくれるというもの。
片側1車線道路までが適用範囲です。

板を外す手間がいらない下部収納タイプが主流です。

収納された吹払柵

下部に収納された吹払柵

 

吹上防止柵

吹上防止柵

山岳道路に多いタイプ。

道路の下から吹き上げてくる雪を柵の下に吹き溜めることで、視界不良を防ぎます。

路面より下に設置されているので、注意していないと気付かないかもしれません。
狩勝峠で見ることができます。

 

種類の多さが障害の深刻さを物語る

防雪柵でネット検索したら予想外のヒット数。
それだけ雪による交通障害が深刻だってことなんですねー。

身近なところでさえ、いろんなタイプがあることに驚きます。

くの字に曲がった防雪柵

 

設置や維持にも膨大な手間とコストがかかります。

負担を軽減するため、防雪板をスライドして下に収納できるタイプや、ワンタッチでパネルを水平にできるタイプは十勝でよく見かけます。

南北に走る道の西側に設置されていることが多いですね。

水平にされた夏の吹払柵

 

防雪柵の衣替えは、畑作地帯では他の地域よりも早い時期にやっている印象がありますから、農作業に支障が出ないように配慮しているのかもしれません。

春の防雪柵

 

景観に配慮したり、日照も確保も考えられています。
道東自動車道には、トマムリゾートを通過する辺りに「透明タイプ」があるんですよ。

景観を楽しめる配慮 透明な防雪柵

 

こんな景色が見られる場所なので、景観に配慮してのことでしょう。

道東自動車道から見たトマムリゾート

柵の効果だけじゃなく、設置や維持管理、道路の維持管理や安全対策と、いろんなことが考えられているんだってことが分かりました。

いつも何気なく見てましたが、これからは「なぜここにはこのタイプ?」と地形や気象条件などに考えを巡らせることになりそうです。
ドライブの楽しみがひとつ増えますね。

 

参考
「日本の防雪柵の歴史-理研工業のあゆみ-」理研工業株式会社
「道路における吹雪対策の現状と課題」松澤勝、金子学、日本風工学会誌 第37巻第1号(第130号)平成24年1月

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