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目の錯覚が招くコリジョンコース現象! 見通しの良い交差点で起きる十勝型交通事故の意外な原因とは?

投稿日:2017年6月21日 更新日:

見通しの良い十勝の国道

白昼、見通しのよい交差点で、まさかの出合頭事故。

1980年代から十勝地方で報告されだした「十勝型事故」が典型例です。

 

見通しが良くても起きるのが十勝型事故

わたしのなかでは、帯広空港を降りた観光客がレンタカーに乗り換えて出発した直後に起こした、2009年の事故がとても印象に残っています。

というのも、高齢の両親を連れての家族旅行だったから。ドライバーは重傷、同乗者3人全員が死亡しています。一時停止の標識はその車の側にあったとのこと。見落としてしまった代償はあまりにも大きかった。

心待ちにしていた旅行だったろうな、親孝行のつもりだったろうに、などとドライバーの立場を想像すると胸が痛みます。

以前から何度も事故が繰り返されたその交差点には、その事故の後、ようやく信号が取り付けられました。

十勝型事故では双方がノーブレーキでぶつかることも多く、死亡率がとても高くなります。なんでも、毎年全国で400人前後が亡くなっていると推定されるとか。

景色に気を取られていたんじゃないか。慣れない道で慣れない車を運転したからじゃないか。誰もがそう思うかもしれませんね。

でも、調べてみたら必ずしもそうとは限らないようなんです。

 

原因は錯覚!コリジョンコース現象を知っておこう

一時停止のある交差点

コリジョンコース現象という言葉、聞いたことがあるでしょうか?

collision:車などがぶつかること。course:経路。ぶつかるコースをまっしぐらに行ってしまう現象です。

具体的に説明しましょう。

直角に交わる見通しの良い交差点に、同じ速度で同時に接近する2台の車がいたとします。

相手の車は常に斜め45度の角度で見えている状態で進み続けると、思わぬ事態を引き起こします。

常に同じ角度に見えているため、近づいてくる車を「静止している」と認識してしまい、注意を払わなくなるのです。

交差点に近づくにつれて相手の車は大きく見えるようになりますが、見える角度が同じで視野の中の位置は変わらないと、ここでも車が止まっているように見える。

つまり、衝突するタイミングで接近していることに、双方のドライバーが気付かないということなんです。

目の錯覚による思い込みは、観光客だろうと地元ドライバーであろうと、誰しもが共通して抱える視覚機能の弱点です。他人事じゃありませんよ。

 

事故を防ぐための対策

畑に囲まれた見通しの良い道路

知っているかいないかで、ずい分違います。

首を振る

首を振って顔を左右に動かす。こんなシンプルなことが重要になってきます。

交差点の手前では、顔を左右に動かして確認。一時停止標識のある交差点でも、きちんと一時停止してから顔を左右に動かして確認します。

一点を見つめているときの視野は、大人は左右150度、上下は120度あると言われています。真横は見えない=死角があるということ。

子どもに交通ルールを教えるとき、横断歩道を渡るときは首を左右に振って確認するように教えます。子どもよりは視野が広いとはいえ、大人も同様なんですよね。

正面を向いて見える範囲で確認した”つもり”になってはいけません。

 

優先道路だろうと油断しない

自分が優先道路を進行している時も油断しないこと。相手は「気づいていない」前提でいたほうが安全です。

他の車に注意して、交差点に接近するタイミングを外すこと。他の車がいなかったとしても、交差点に進入するときは減速するといった行動をとりましょう。自分の身は自分で守るしかないんです。

北海道の道路は道幅が広くて、一見してどちらが優先道路か分からないことがよくあります。どちらの側も、自分が優先だと思っていたらどうなるでしょうか? 事故まっしぐらですよね。

それに、たとえこちらが優先道路だったとしても、こちらの車のタイヤが動いている限り、事故を起こせば責任はゼロではありません。もらい事故を起こしたところで、良いことなんてひとつもないですから。

 

参考
「見通しの良い交差点での出会頭事故の調査」-死亡事故の特徴ー自動車研究第20巻第5号
「交通事故 錯覚が招く「衝突」見通しはいいのに…」2016年2月14日毎日新聞

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